限界利益をアップするには「限界利益=売上高−変動費」の算式からも分かるように、売上高を高めるか、変動費をコントロールしていかねばなりません。
売上高を高めるために、見込みのお客様を多く持つというのは大切です。
お客様はいきなり自社の商品を買ってくれるというものではありません。
売り上げるまでには、「収集」→「情報提供」→「受注」→「売上」という流れがあります。
物品販売業を例にすると、その商品に興味がある人が収集、店の前あるいはホームページまで来てくれる人が情報提供、商品を買ってくれるお客様が受注及び売上となります。
最終の売上げが不足しているとすれば、どこの段階が不足しているのか現状把握してみましょう。
収集の段階であれば潜在的なお客様に商品を知っていただきデータベースとして収集する、情報提供の段階であれば小冊子を無料でプレゼントして自社商品の魅力をアピールする、受注の段階であればサービス券を発行するなどお客様に喜んでいただけるもの提供するなどです。
大切なのは、お客様が自ら動いていただくしくみをつくることです。
変動費のコントロールは、商品をいかに安く仕入れるかがポイントとなります。
大量に仕入れて単価を下げる、売れ筋商品を見極めて大量発注するなどの方法があります。
ただし、売れ残ってしまうと在庫が増えてしまうので、適正な数量を把握しておく必要があります。
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